2024-01-01から1年間の記事一覧
1年半、お世話になった施設を去る。いまの病院で働くことになった経緯を書くには紙幅が足りないのだが、ひとつ言えるのは初めからこのつもりだったわけではなくて、なんか気づいたらこうなっていた、という言い方のほうが近い。 専攻医1-2年目というのは、つ…
私は呼吸器内科医である。よって、あなたの専門は、と尋ねられたときに私は、「呼吸することです」と答えることができる。しかし、いったい、「呼吸する」というのはどのような営みなのだろうか? 外の空気を取り入れる。意識的に息を深く吸って吐くこともで…
医師免許を取得するギリギリまで医師になることを否認していた自分にとって、医師が自分にとって適性のある職業であるとはゆめゆめ思わなかった。それは医師になって3年半近く経った今でもある程度は変わらない。まず激務だ。忙しいし体力が要る。病態生理学…
またつくりたいごはんが50枚溜まりました。最近ではお弁当もつくるようになったので、それも末尾に加えておきます。 23/11/22 鮭のムニエル 23/11/23 バジルのサルディンボッカ、焼きバナナ(赤ワイン風味) 23/11/25 豚丼 23/11/28 生ハムとトマトの冷製ジ…
2401 H・コリンズ『専門知を再考する』(名古屋大学出版会、2020) 2402 ジョン・デューイ『経験と教育』(講談社学術文庫、2004) 2403 アン・ボイヤー 『アンダイングー病を生きる女たちと生きのびられなかった女たちに捧ぐ抵抗の詩学ー』(里山社、2023)…
学会の空き時間を最大限に活かして、San Diego、そして前後で滞在したLos Angelesを満喫していた。自分が行けたところのピックアップなので、網羅的ではないことは最初に断っておく。 サンディエゴ編 SD0. 移動手段 SD1. ディナー Tacos El Gordo La Puerta …
0. 総論 扱われるテーマ 英語 会場 食事 1. セッションの種類 Postgraduate Courses Keynote Series Adult Clinical Core Curriculum Year in Review Mid-day Symposium Mini Symposium Thematic Poster Session Poster Discussion Session RAPiD Poster Dis…
喘息 ①貧困地域からの引っ越しで喘息を改善させる ②RSV感染と小児喘息 ③生物学的製剤で吸入ステロイドの量を減らす ④生物学的製剤による喘息の臨床的寛解の予測因子 ⑤新しいCT scan algorithmであるAir trapping (AT) segment scoreの有用性 ⑥気道可逆性試験…
昨年は多忙で、現地はおろか、配信でお笑いライブを観ることもめっきり減った。関西に戻ってきたことだし、今年はちょっとくらいは劇場に行きたいが…… 1月1日 マヂカルラブリーno寄席 マヂカルラブリー/ダイヤモンド、ランジャタイ、ザ・ギース、脳みそ夫、…
今年は腰を据えてガッツリとした分析を書く暇がないため、タイトルを「所感」としている。 漫才を批評する際に、何となく前提とされる二項対立がある。それは「大喜利漫才-システム漫才」である。大喜利漫才というのはボケの「強さ」で勝負する漫才であり、…