学会の空き時間を最大限に活かして、San Diego、そして前後で滞在したLos Angelesを満喫していた。自分が行けたところのピックアップなので、網羅的ではないことは最初に断っておく。
- サンディエゴ編
- SD0. 移動手段
- SD1. ディナー
- SD2. お酒
- SD3. スイーツ
- SD4. ファストフード
- SD5. 観光
- ロサンゼルス編
- LA1. Chinatown
- LA2. Little Tokyo
- LA3. Art District
- LA4. Downtown
- LA5. そのほか
サンディエゴ編
SD0. 移動手段
MTSという市電でほぼ事足りる。Prontというappをダウンロードして事前にお金を入れておける。QRコードをスキャンするための機器がどの駅にもある(Pront Cardをタッチする機器とはまた別)。どの区間でも一回2.5ドル、3回以上乗ると乗り放題パスに自然に切り替わり、6ドル/日以上はかからない。
SD1. ディナー
Tacos El Gordo
SanDiego名物のCARNE ASADAの人気店。牛肉のブリトーで、ビーンズを潰したソースにわさびが効いていて美味い。土日は特にめちゃくちゃ並んでいるが、回転は早い。店の内外にあるベンチで食べるのも、テイクアウトも可能。
La Puerta
メキシコ料理の人気店。こちらはちゃらめのダイニングバーといった装い。shrimp tacosを頼むと結構な量が出てきたので、ひとりというよりはシェアすべきだろう。パクチー苦手な人は注意。
The Fish Market
観光スポットであるUSS Midway Museumがある海沿いのエリアの、超有名seafood restaurant。tockというサイトで席を予約でき、外のテラス席も希望できる。boiled oyster, clam choderはもちろん、crispy octopusも香ばしくて妙に美味しかった。San Diegoの地ビールの取り揃えも抜かりない。
SD2. お酒
Stone Brewing Tap Room
SanDiegoはbreweryがたくさんあることでも有名で、なかでも地ビールの人気店。ちょいチャラめ。
Star Bar
SanDiegoの老舗バー。地元のヤンキー兄ちゃん姉ちゃんの溜まり場となっている。ビリヤードやダーツをしたり、DJのまわす音楽に合わせて踊っていたりと、思い思いに過ごしている。
SD3. スイーツ
Gaslamp Breakfast Company
San Diego発祥のおしゃれカフェ。朝7時前に行っても数組並んでいる。cinnamon sugarとcajeta(Mexican Caramel)のかかったChurro French Toastが絶品。San Diego名産の蜂蜜もついていて、客を糖尿病にする気なのかと思う。けど甘くてうまい。
Richard Walker's Pancake House
焼きたてのパンケーキが名物。こちらも開店6:30に行っても数組いた。手のひらくらい大きいBaked Apple Pancakeが出てくるがやはりcinammonが効いていて美味しい。生地自体はもちもちした感じ。なお入店後即何を飲むか聞かれて10秒後にはcoffeeが出てくる。
Mornig Glory
DowntownからMTSで10分弱の場所にあるlittle Italyという小洒落た店の多い街にある人気店。朝8時の開店時には10組近くいたのは、こちらは15分くらい前から悩むのが良さそう。ふっわふわのSouffle Pancakesが名物。
Starbucks
言わずと知れたコーヒーショップ。とにかくコンビニかってくらい街の至るところにある。アメリカにしかないメニューとして、pink drinkはstrawberry acai refreshersにcoconutmilkをあわせたもの。みためよりもさっぱりとした仕上がり。
フードはCinnamon coffee cakeが絶品。コーヒーにシナモンはあう。
SD4. ファストフード
In-N-Out Burger
California発のハンバーガー屋さん。西海岸にしか店を展開していない。downtownからMTSで20分ほどのOldtown駅から、徒歩20分くらいかかるが、どうしても食べたかったので行った。メニューはHamburger、 Cheeseburger、Double-Doubleの3種類。特にpotatoの鮮度に拘っており、たしかにめちゃくちゃ香ばしくてほくほくで美味い。注文するとonionのソースが必要か聞かれるのと、ケチャップをセルフで捻る場所があるのは初見殺し。
SD5. 観光
Coronado ferry
Convention Center近くのFifth avenueからCoronadoに30分くらいの間隔で出ているフェリー。片道8ドル。Coronad Beachはガチリゾート地といった印象。
Old Town
スペインの植民地開拓者が入植した当時の街の様子が再現されている。メキシコ料理屋のほか、Nibble chocolateや、Cousion's Candy Houseなど、人気の土産物屋も。
ロサンゼルス編
LA1. Chinatown
Thien Hau Temple
Union Stationから北へ徒歩10分くらい歩くとあるのがChinatown。なかでもギラギラした内装に圧倒されるこのお寺は一見の価値あり。そのほかにも歩いていて入ってみたくなる中華料理屋が多い。Won Kok Restaurantは入れなかったが行列だった。
Philippe The Original
1908年創業の老舗ダイナー。Union StationからChinatown方面へ徒歩7分。煮込んだ塊肉をその煮汁に浸したバンズで挟む、French Dip Sandwishes発祥の店。朝食と昼食の時間をずらして10時に行ったのだが45分並んだ。肉の旨みが染み込んだ汁がバンズをふやけさせているのが絶妙に癖になる。
LA2. Little Tokyo
Miyako Hotel
Union Stationから南へ徒歩10分のエリア、日本人街の最近のいちばんの見どころはMiyako Hotelに描かれた大谷翔平の画だろう。Japanese American National Museum側の交差点からがいちばんみやすい。そのほかにも日本にあるもの、日本にはないけど独特の「日本ぽさ」が演出されているもの、など歩いているだけで楽しい。
The Geffen Contemporary at MOCA
Contemporary Artのその都度の企画展をやっている。北側から歩いて向かうと、その壁自体がArt作品となっているため、ぜひ眺めてみよう。私が行ったタイミングではスポーツやダンスにおける身体性をテーマにしているArtistの特集をしていて、おもしろかった。
LA3. Art District
Hauser & Wirth
Little Tokyoからさらに南に歩いていくと到達するエリアがArt District。元々倉庫しかなかったようなエリアに若手Artistが移住し、ここ最近で急速に発展している。街を歩いているだけで、至るところに壁画があって、目を奪われてしまう。その街に位置するアートギャラリーに行ったのだが、やっている企画展がそもそもひとつしかなく、アメリカのブランド車をテーマにしたその作品もいまいちピンとこなかったので、正直残念だった。企画展によっては間違いなくおもしろい場所なのだと思う。
Eat Drink Americano
Art Districtにあるお洒落カフェ。PICK ME UPという名前の、ティラミスがとっても甘くて美味しい。ブランデー酒に漬けられたスポンジケーキが詰まってるのがよい。Coffeeも最高。
なお、このLittle TokyoとArt Districtは、どの観光情報をみても「治安が悪いから絶対に立ち入るな」と書いてあるSkid Rowと隣接しているため要注意。
LA4. Downtown
The Broad
Andy WarholやRoy Lichtensteinといった、アメリカのいわゆるポップアートの作品を中心に多数展示。めちゃくちゃ見応えがあるのになぜか無料、行くしかない。Amy SheraldのKingdom(2022)という作品が超クールで、一目惚れしてしまった。
Angels Flight Raliway
世界一短い鉄道なのだが、The Broadのエリアに行くために死ぬほど勾配のある坂を登ったあとだと、こういうものをつくりたくなる理由はよくわかった。片道1ドル。
The Last Bookstore
古本から新刊まで扱うお洒落本屋。装丁を眺めているだけで楽しい。
Grand Central Market
結局ここは通り過ぎただけで私自身は食べていないが、迷ったらここで店を選ぶとよい。昔ながらから最先端の店まで、あらゆる種類の飲食店がぎゅっと詰まった賑やかな場所。中を通るだけで楽しい。こちらもDowntownの中心部。
BLUE BOTTLE COFFE
California発のお洒落なCoffe屋さん。NOLA(New Orleans, Louisiana)というアイスコーヒーが看板商品で、水出しのチコリ入りブレンドコーヒーに、ミルクとオーガニックシュガーが加わり、芯のある甘みと喉越しの爽快さの両立したミルクアイスコーヒー。めちゃくちゃ喉が渇いたタイミングで飲んだこともあり、死ぬほど美味しく感じた。日本にも展開しているらしく、行ってみようと思った。Downtownの中心部にある。
LA5. そのほか
The Original Pantry Cafe
1924年創業のこちらも老舗ダイナー。Pancakesが有名だが、私はアメリカの郷土料理のCountry Fried Steakを頼んだ。牛肉に小麦粉の衣がついて挙げたシンプルな料理。カリカリというのか焦げているというのかわからないポテト、黄身がトロトロの目玉焼き、コンソメが効きすぎのホワイトスープ、そしてバター風味が妙に美味いBreadがついてくる。周りのテーブルを見回していても、とにかくどれを頼んでも量が多い。Downtownの中心部から歩こうと思うと30分はかかる。
Cpypto.com Arena
NBAのLakersやClippersの本拠地、旧Staples Center。試合が行われていなくても、Kobe Bryantをはじめとする銅像や、Lakersの限定グッズが置いてあるショップなど、NBAファンなら見どころは多い。上記のThe Original Pantry Cafeの近く。
Dodgers Stadium
大谷翔平、山本由伸の所属するDodgesの本拠地。Union Stationから試合開始1時間半前から出る専用のバスに乗って30分ほどでアクセスできる。駅の東側にあるバスターミナルの9番乗り場なのだが、Union Stationに着くと道路にわかりやすい目印があるので、それを辿っていれば間違いなく着くことができる。
ShopはTop Deckと、その真反対にあたる入り口付近のものがいちばん大きいが、そのふたつで品揃えはほとんど変わらない。
帰りも専用バスが出るのだが、私が観たのが負けている試合ということもあったのか、7回裏くらいで結構の数の観客が帰り始めたので焦った。迷った挙句、泣く泣く8回裏で引き上げることにしたのだが、やはりバスに乗るまで30分、そして乗ってからも渋滞がひどく球場のエリアを出るまで30分以上かかり、結局ホテルに戻ったのは日が変わる直前くらいになった。帰宅のタイミングは注意しておきたい。